同人誌
素粒子を擬人化して弱い相互作用などを解説「素粒子ギジンカ物理学IV」完結

C84で入手した同人誌を紹介します。サークル・ナマハミルトニアン!が頒布していた「素粒子ギジンカ物理学IV」は、素粒子を擬人化して解説する同人誌の4冊目。テーマは「弱い相互作用」、今回で素粒子標準模型が完結。ダブリューボゾン、ゼットボゾンなど擬人化して解説していた。
コミックマーケット84で入手した同人誌を紹介します。サークル・ナマハミルトニアン!が頒布していた「素粒子ギジンカ物理学IV」は、素粒子を擬人化して解説する同人誌の4冊目で、同人誌の紹介では今回のテーマは「弱い相互作用」。サークル代表・朝永はむ氏によると今回で素粒子標準模型が完結。
内容は、『弱い相互作用を軸に、ベータ崩壊、地熱、宇宙線(ミューオン)、タウとOPERAの話、電弱統一理論、そして大統一理論~ひも理論へという話を擬人化で解説してあります』(朝永はむ氏)とのことで、ダブリューボゾン、ゼットボゾン、ミューオン、タウを擬人化して解説していた。
また、ダブリューボゾンは、プラスとマイナスのタイプが存在するらしく、イラストではネガティブなダブリューボゾンとポジティブなダブリューボゾンの二重人格として描かれていた他、直接観測する事が難しいタウが写真乾板の一種で観測する事ができるからから、趣味がカメラとなっていた。
なお、まえがきでは、『弱い相互作用って言われてもピンとこない方が多いと思いますが、去年発見されたヒッグス粒子と密接に関係していたり、言わずと知れた大統一理論とも関係していたりと非常に重要な相互作用です!』などとあった他、『今回で標準理論と呼ばれる基本的な素粒子の擬人化が全て完了しました』『1巻を読み返してみると、まえがきに全4巻の予定とって書いてますね。この当時はヒッグス粒子なんてまだ見つかる予兆もなかったのになぜ予言できたし…』ともあった。
サイズ:B5
ページ:20ページ(フルカラー)
製本:中綴じ
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【C84新刊】素粒子 擬人化 物理学Ⅳ【弱い相互作用編】
ナマハミルトニアン!
また素粒子標準模型もこの本で完結です!
今回の新刊は弱い相互作用を軸に解説してあります
素粒子擬人化【C84】(pixiv)